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Riyon's Wedding Story 最高にHAPPYだった管理人の結婚式の1日を追っています。よろしければ、結婚式当日の流れの確認にお役立てください。体験談トップページ
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披露宴 page1/3
披露宴開始前|新郎新婦入場|新郎新婦の紹介|ケーキ入刀
披露宴開始前
12時50分、来賓控室にて受付開始です。新郎新婦は、写真スタジオにて撮影が終わると、来賓控室に移動し、一番奥に用意された席に座るように指示されました。そこで、友人たちと会話を楽しんだり、たくさんの写真を撮ることができました。
時間になると、ゲストは披露宴会場に誘導されます。ゲストがすべて会場に入ると、最後に、新郎新婦は会場入り口まで移動しました。いよいよです。
新婦力作メッセージビデオの上演開始。約8分にも渡るビデオには、約10年分の写真から厳選した新郎新婦と友人たちの笑顔が満載。来てくれてありがとう、今までありがとうの気持ちを込めた一作でした。みんなの表情が見れないのが残念でしたが、会場の外でも、時々、ゲストの歓声が聞こえました。
見えないけれど、BGMを聞くだけで、どの写真が上演されているのかわかりました。どの写真で歓声が上がっているのかもわかりました。それぐらい時間をかけて製作し、自宅で、何度も何度も繰り返し見て、修正を加えてきたのです。
最後のメッセージが流された後、新郎新婦入場のBGMが流れるのが聞こえました。そして、抜群のタイミングで、扉が開かれ、私たちは入場したのです。それは、本当にゾクゾクするほど気持ちのよいタイミングでした。もうこの頃には、緊張は解けて、楽しくて仕方がなくなっています。
新郎新婦入場
大好きな曲が流れている中、皆様に一礼し、入場します。ゲストのテーブルの間をぬって高砂に向かうと、目に涙を浮かべているゲストの顔が見えました。心を込めて作った私たちのメッセージビデオは、ゲストの心に届いたようでした。それは私にとって本当に嬉しいことでした。
私たちが高砂に着くと、司会者による開宴の挨拶があり、その後、新郎からの挨拶がありました。
新郎新婦の紹介
続けて、新郎新婦がお互いを紹介しあう形で、二人の紹介が行われました。学歴・経歴などは一切述べず、相手の両親から聞いた子供の頃のエピソードや、お互いのよいところ、二人の思い出、プロポーズのことなどを伝えました。ところどころで笑いが起こり、温かいムードになりました。
アガリ症の私が、まったくあがることなく楽しく話すことができたのは、私の大好きな友人たちの笑顔に囲まれていたからだと思います。それは、私にとって本当に不思議な感覚であり、とても幸せな時間でもありました。
ケーキ入刀
二人の紹介が終わるとすぐに、ケーキ入刀の段取りに移りました。ここまで、あっという間にプログラムが進んでいきます。幸せな時間を噛み締める余裕はありません。ケーキに入刀すると、たくさんの友人たちが、席を立ち、私たちの写真を撮ってくれました。まるで、芸能人にでもなったかのような錯覚に陥ります。さっきまでの涙が嘘のようです。
新郎新婦共通の友人・・・お兄さんのように慕っている方に乾杯の挨拶をいただいた後、いっきに宴モードに入ります。お食事の時間ですが、ゲストが次々に声をかけに来てくれました。写真もたくさん撮りました。ゆっくり話すという雰囲気ではありませんので、何を話したらよいかわからず、「ありがとう」ばかり言っていました。
披露宴 page2/3
お色直し中座|お色直し|お色直し入場
お色直し中座
中座前に、またもや新婦の力作、新婦妹に宛てたメッセージビデオを上演しました。自分で作っておきながら、照れくさくて仕方ありませんでした。子供の頃から、現在に至るまでの二人の写真を散りばめた、ありがとうとこれからもよろしく・・・という気持ちを込めた一作。
高砂から、妹が目にハンカチをあてている姿を見てしまい、私も泣けてきました。でも、私より早く目を涙でいっぱいにしていたのは新郎でした。新郎も私に負けず劣らず、涙腺が弱いのです。
ゲストの中にもご自分のご兄弟のことを思い出してか、泣いていた方がいらっしゃったようです。新郎の母によると、スタッフの一人が、たまらず、会場を飛び出して行ったと言っていました。
ビデオ上演後、高砂を立ち、出口に向かって歩き出します。途中、妹のテーブルで足を止め、私のウェディングブーケをプレゼントしました。
お色直し
部屋に移動し、ウェディングドレスを脱ぎます。ドレスを脱いでも、体を締め付けるインナーをはずすことはできず、まだ苦しくて仕方ありません。急いでヘアメイクを直し、カクテルドレスに着替えます。食事はほとんどいただくことができませんでしたが、お腹が空くとか、そういうことを思う瞬間はこの一日、2次会が終わるまで一瞬たりともありませんでした。
お色直し入場
バルーンサービスでお色直しの入場です。各テーブルのバルーンを順番に割って行きます。各バルーンには、ゲストの数だけ小さな風船を入れてもらいました。割った後、ゲストに一つずつキャッチしてもらうよう、司会者から伝えていただきました。
メインテーブルの脇にあるメインバルーンを最後に割った後、ゲストにちょっとしたプレゼント。各テーブルには、1つだけピンクのハートのバルーンを入れてもらっていました。このハートのバルーンをキャッチした人に新郎新婦からささやかなプレゼントをさせていただいたのです。想像以上にゲストの反応がよく、喜んでいただけたようでとても嬉しかったです。
入場後、すぐに友人からの温かいお祝いの言葉をいただきました。楽しいメッセージやまた涙が出てきてしまうようなメッセージ。どれも本当に本当に嬉しいものでした。友達っていいなぁ・・・と改めて思った時間でした。祝辞が続いた後、しばらく歓談の時間に入ります。ゲストがまた声をかけに来てくれました。写真もたくさん撮りました。
その後、友人の余興です。ア・カペラでシューベルトのアヴェマリアを歌っていただきました。私は、彼女と高校の同級生で、文化祭でライブを開いているのを見たことがあります。当時とは、まったく違うジャンルに転向した彼女ですが、あの頃のことを思い出し、とても懐かしく思いました。
私たちの為に歌っていただいた歌は、ゲストの皆さんの心にも響いたようでした。披露宴の様子を録画したDVDに、うんうん頷きながら聞いている人、ものすごい勢いで拍手している人の姿が映っていました。
披露宴 page3/3
両親に花束贈呈|新郎謝辞|最後に
両親に花束贈呈
最後に両親へ宛てたメッセージビデオを上演しました。もちろん手作りです。後で母から聞いたのですが、ビデオの最中、父は嗚咽(おえつ)をするぐらい号泣していたそうです。私は、自分もそうなりかねないと思っていたので、映像をその場では見ることができませんでした。
花嫁の手紙を読む際、新郎がマイクを持ってくれたのですが、マイクを異常に口に近づけようとする為、とても読みずらくて困りました。途中、涙で言葉がつまり、最後まで読みきれないと思いましたが、皆さんが静かに見守っていてくださったお陰で、最後まで読むことができてよかったです。花束は、それぞれ、自分の両親へ贈りました。
新郎謝辞
新郎父の謝辞の後、新郎謝辞がありました。新郎は、自宅で何度も何度も練習していたようです。結婚式当日も、一日中、新郎謝辞のことが頭から離れなかったと言います。
新婦の手紙は読むだけなので、それほど難しいことはないと思うのですが、新郎謝辞は最後の締めくくり。読むわけにはいかないと言っていました。ゆっくり、ゆっくり、噛み締めるように、自分の言葉で心からの感謝の言葉を述べていてとても立派な謝辞だったと思います。
実は、ゲストの皆さんへの謝辞の前に、私へのメッセージがありました。それは、私の心に響く言葉でした。あれが、最後に泣かされた瞬間かもしれません。
お色直し
部屋に移動し、ウェディングドレスを脱ぎます。ドレスを脱いでも、体を締め付けるインナーをはずすことはできず、まだ苦しくて仕方ありません。急いでヘアメイクを直し、カクテルドレスに着替えます。食事はほとんどいただくことができませんでしたが、お腹が空くとか、そういうことを思う瞬間はこの一日、2次会が終わるまで一瞬たりともありませんでした。
最後に
結婚式とは本当に幸せなイベントです。新郎新婦にとって、そして、その家族にとって、こんなに幸せな一日になったのは、間違いなく、祝福してくれた友人たちのお陰だと思っています。心から感謝しています。ありがとう。
そして、時々忘れそうになるけれど、こんな私を選んでくれた主人にも心から感謝しています。ありがとう。
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